食物アレルギーの子供を持つ母親の願い ー 水上香織 ー

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卵や牛乳、大豆、小麦、落花生、蕎麦、えび、かに、など、様々な食物にアレルギー反応を示す子どもたちが年々増えてきています。また、アナフィラキシーという重度のアレルギー反応は、呼吸困難や意識低下を伴いとても危険な症状です。そのような、アレルギー症状を持つ子どものお母さんは、子どもを守るために苦労が絶えません。

アレルギーのお子さんを持つお母さんから生まれたアレルギー情報サイトとはどのような想いからうまれたのか。株式会社オリカ 代表取締役 水上香織さんにお話を伺った。

以下:水上香織さんインタビュー

今6歳になる娘が、生後6ヶ月頃からアトピー性皮膚炎の症状が出始め、地元の小児科で血液検査をしたところ、検査した全ての項目に陽性反応という結果でした。

症状が重篤であったことから、食物アレルギーの専門診療科のある病院を紹介していただき、そこで治療を受けることになりました。

検査の結果、アレルギー症状がよく見られる卵や乳製品だけでなく、落花生、えび、かに、小麦、鶏肉、豚肉、牛肉など主要な項目のほとんどが高い数値であることが分かりました。

とりあえずは、皮膚症状の原因となっていると考えられる物質の摂取をやめるため、お米と大豆、野菜以外はすべて除去するという生活がスタートしました。

その後、医師の管理の下で実際にアレルゲン物質を摂取して限界量を探るという経口負荷試験を繰り返すことにより、除去解除が大分進みましたが、まだ卵や乳製品をはじめとする複数のアレルゲンを除去する生活を送っています。

アレルゲンが入っていない商品を探す日々

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このような生活を始めてみると、スーパーに並ぶ膨大な数の商品から、娘が除去しているアレルゲンが入っていない商品を探すというのが、いかに大変な作業であるかを思い知らされました。

なんとか我が子でも食べられるものを見つけたいという気持ちから、暇さえあれば、食品会社のホームページや原材料表示の読み方を調べ、スーパーで片っ端から商品をひっくり返して原材料表示とにらめっこをしたりしていました。

しかし、原材料表示には色々と複雑なルールがあって、必ずしもわかりやすいものとはなっておらず、子連れの買い物や毎日の献立等に、日々限界を感じながら生活していました。

アレルゲンに関する情報を蓄積して、食物アレルギーを持つ子供の家族みんなで共有できれば、食品選びに苦労しているお母さんの負担を少しでも軽くすることができるのではないかと考えるようになり、そのような想いからアレモを作りました。

サイト名の「アレモ」は、食物アレルギー(Allergy)の子供を持つ母親(mother)の、「アレもコレも食べさせたい」という願いを叶える、という思いを込めています。