食物アレルギーの子供を持つ母親の願い ー 水上香織 ー

食物アレルギーの子供を持つ母親が本当に必要としている情報は、「食べさせることができない食品はどれか」ではなく、「食べさせることができる食品はどれか」なのだろうと思います。

食物アレルギーの症状は様々で、最終的には主治医とよく相談した上で、母親自身が判断していくことになりますが、その判断をするための情報が分かりやすく提供されていないことが、母親の負担を増やしているといえます。

そこで、アレモでは、除去したいアレルゲンをチェックして検索をかけることにより、一般流通商品の中から原材料にそのアレルゲンが含まれていない商品を簡単に選び出すことができるようにしました。

このような検索システムの難しいところは、データの正確性を担保することとアップデートです。

原材料変更等を伴う商品の改廃も、正しく反映できるように日々情報更新を行っています。

現在はまだベータ版なので日々改良中ですが、今後も、食物アレルギーの子供を持つ母親のニーズにあった幅広いサービスを提供したいと考えています。

お母さんが楽になることで子供も笑顔になる

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食品表示がもっと分かりやすいものになり、特定のアレルゲンが入っていない商品を簡単に選び出せるような世の中になれば、アレモのような検索システムは必要なくなるかもしれませんが、現在はまだ、そのような状況ではありません。

食物アレルギーの子供を持つお母さんは、多くの気苦労があり、ストレスフルなので、育児に余裕がなくなってしまいます。

その結果、子供に対して神経質になり、笑顔がなく、イライラして接している自分に自己嫌悪をするという悪循環にはまってしまいがちです。

食品検索システムだけでなく、お母さんのストレスが軽減して楽になることで、子供に優しく接し、子供も笑顔になる好循環を生むような仕組みを作ることが大切だと思います。

このようなことから、アレモでは、今後は、食物アレルギーに関する最新の情報やレシピの提供、食物アレルギーの子供を持つお母さんの声を発信、イベント等の開催等により、母親の負担を軽減し、母親同士のつながりを実感できるサービスの提供を視野に入れて準備しています。

また、商品に入っている原材料が分かることで、食の選択肢が広がり、家族や友達と同じ物が食べられる可能性が高まります。市販品でも原材料にアレルゲンを含まない食品は多数あります。

そんな商品を選び出すお手伝いをしたい。みんな一緒においしく楽しく食べたいという思いがあります。

この思いは、私が娘と一緒においしく楽しく同じものを食べたいと日々強く感じていることからきています。