食物アレルギーの子供を持つ母親の願い ー 水上香織 ー

アレルギーの子供は疎外感を感じている

食物アレルギーの人だけがアレモを知っていたり、食物アレルギーの人だけが対応すればいいというものではありません。

食物アレルギーを持つ子供の数は、過去10年で2倍以上に増えており、学校のクラスにも一人や二人は食物アレルギーの子がいる、という状況になってきています。

本人や家族だけではなく、周りの人に食物アレルギーのことを知って貰うことによって、例えば学校に入った時に、誰かがアレルギーで食べられないものがあれば、「他の物で代替してみんなで一緒に食べよう」という発想が思いつく、そんな子供同士で他者を思いやる力も育てていきたいです。

食物アレルギーの子供たちは、ちょっとしたことで疎外感を感じてしまうことがあります。

そうならないために、どうしたらいいのかというところを、みんなで考えることができたらいいですよね。

全ての子供に、自分とは違う他者を思いやり、自分らしく、たくましく育つ力が育まれることを願っています。

次の若いお母さんに伝えたい

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食物アレルギーを治療できるのは医師です。

ここ10年で食物アレルギーに対する治療方法は大きく変わりました。正しい診断を受けて標準的治療を受けることが、その症状を改善するための第一歩です。

アレモでは、治療以外の面でサポートしていきたいと考えています。

私自身が今までに困ったこと、苦労したことを踏まえ、親子参加型の講演会、除去食・代替食の料理教室、イベントの開催などを通して、その解決方法を専門的な方々と連携して、次の若いお母さんに上手く伝えていきたいと思います。

その他にも医療とは異なる形で何ができるかを常に考えています。

皆さんかかりつけ医は違っても、情報を共有することで、食物アレルギーの子供の生活の質を少しでも向上させるヒントを得ることができるはずです。

子育てをしながら少しずつですが、食物アレルギーを持つ子供とそのご家族をサポートするサービスを提供することにより,皆さんの笑顔が増えることを願っています。