子どもたちにグリーンファーニチャーを届けたい - 佐藤岳利 –

グリーン宣言を決心

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小さい会社なので体力もなく、大手と安売り合戦でつぶれうるよりも、グリーンやエシカルなところを貫いてみたいと思い、2009年にグリーン宣言をしました。でも、デフレ経済ではいくらグリーンとかエシカルといっても高くて売れませんでした。

そうこうしているうちに2011年に東日本大震災が起こり、さらに会社経営に追い打ちがかかり、厳しい状態になりました。今思えば、今会社があるのが全く不思議なくらいです。当時はありとあらゆる仕事が止まって、売り上げが止まり、本当に大変でした。

啓蒙活動のための勉強会を開催しました

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そこで、講師に環境NGOや林業系の方々を招き、お客様にも参加していだだける勉強会や講演会を主催していました。

テーマは「違法伐採問題」「日本の衰退している林業について」のようなものから、「日本の木を使って家具を作ることがどんなに素晴らしいことか」「人々が素晴らしい日本の自然の中で、どのような里山の暮らしをしてきたのか」「日本の木工技術や伝統工芸もどのようなものがあるのか」といったものまでです。

また、大学生など若い世代や、建築家、インテリアデザイナー、プロダクトデザイナーなどに、ワイス・ワイスがグリーンファーニチャーをやっていることを知ってもらうために、「日本の木100年家具コンペティション」という家具コンペを主催したこともありました。

家具の展示会で相手にされずに気がついた

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家具の展示会に出ていましたが、グリーンファーニチャーに打ってでて、合法木材や認証木材とか、日本の木を使った家具づくりとか掲げて展示会に出ると、怪訝な顔をして見られていました。

子供には安心・安全なものを食べさせたいと思っているお母さんやお父さん。子供が生まれたらオーガニックコットンの肌着を着せたいとか、プレゼントしたいとか、そういう人たちがグリーンファーニチャーのお客様になり得る人じゃないかと思いました。そういう仲間を増やすべく、未来型のフォーラムを開くようになりました。

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