古くて新しいソーシャル・ツーリズムの魅力

ジャンプ
ソーシャル・ツーリズムというと馴染みが無いように思われます。

しかし、若者への配慮を優先した国営のユースホステル、文部科学省が管轄する国立青少年交流の家、1956年から始まった国民宿舎は、いずれもヨーロッパで誕生したソーシャル・ツーリズムの流れを汲み、始まったものなのです。

個人的な理由により旅行へ行き辛い人を支援するという名目で始まった取り組みですが、実際にはどのような変化を遂げ、今ではどのような展開を行っているのか、その現状に迫ります。
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ビジネスホテル化してきたユースホステル

会員の場合には特別価格を提供し、差別化を計り手頃感をアピールしていたユースホステルですが、近年は規則が改められて料金の上限が上昇傾向にあります。かつてはボランティアの力を借りていたシステムが成り立たなくなったことも関連しているのでしょう。

しかしながら、それに伴いサービスも向上しています。

例えば、起床から出発までの時間に行うのが慣例となっていた清掃をゲストが担う施設は殆どなくなりました。