安産祈願:東京23区内の安産祈願の神社を厳選しました。

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日本には妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻き安産祈願のお参りをする風習があります。

東京23区内の安産祈願の神社を厳選しました。 ※写真は各神社のホームページにリンクしています。

水天宮:東京都中央区

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由来

戌の日には、安産祈願のための妊婦さんたちが参拝する神社として有名です。

もとは福岡県久留米市にありましたが第九代藩主頼徳公が有馬藩上屋敷(現在の赤羽根 )に分祀されました。明治5年(1972年)に現在の中央区場所へ移されました。

天御中主大神、第80代天皇の高倉天皇の皇子である安徳天皇、安徳天皇の母親であり平清盛と時子(二位の尼)の二女である建礼門院、安徳天皇と壇ノ浦で入水された二位の尼をお祀りしています。

授与品は、社殿前にある鈴に下がっている鈴紐 「鈴の緒」を腹帯として 「戌の日」に 安産祈願した御子守帯、体調が優れない時や陣痛時に飲むと体調が良くなり、お産が軽くなると言われる護符 (水天宮御守)、子授け御守り、「巳なる金」、すなわち「実のなる金」として、縁起の良いものです。

初代料・お守り

安産ご祈祷  初穂料 3,000円
御子守帯(みすゞおび) 初穂料4,000円
お預かり祈祷  初穂料 1,500円

住所

東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1

日枝神社:東京都千代田区

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由来

日枝神社の神使は古来、猿(申)といわれています。神使とは神の使いでこの猿と比叡の山の神との信仰が結びつき、山王の神使「御神猿」として信仰されています。猿は古くから魔が去るという意味で「まさる」と呼ばれています。

また「さるまさる」とも呼ばれ、犬と共に分娩の軽い 繁殖の獣である安産の神として信仰されています。猿は特に子供への愛情が非常に厚く、母猿はどの子猿にも乳を与えるとされています。夫婦円満・安産・家門繁栄を表した神猿像が日枝神社に安置されています。

子授・安産や身体健康を祈り、夫婦猿の像をなでる参拝者が後をたちません。また、末社の庚申社の 申は、申(さる)つまり猿です。祭神は猿田彦大神で、猿田彦神社山王の本社に由縁ある神社です。江戸時代、徳川家の将軍お世嗣・お子様の出産の際にはは、日枝神社で祈祷されていました。

妊娠五ヶ月目の戌の日か申の日にお産を神様に奉告しましょう。授与品は、 安産錦守 、お札立て(神札はついていません)、腹帯、男猿と 女猿と愛児の三猿円満の教を表した、まさる守土鈴です。

初穂料

10,000円〜

住所

東京都千代田区永田町2-10-5

乃木神社:東京都港区

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御祭神は、乃木希典命( 乃木希典将軍 )、乃木静子命( 乃木静子夫人 )です。明治45年(1912)7月30日、明治天皇が崩御し、御大葬が営まれた大正元年9月13日、乃木希典将軍と妻・静子夫人は先帝に殉じ、自刃しました。この御夫妻の行為に心を打たれた国民は乃木邸を訪れるようになりました。そして当時の東京市市長阪谷芳郎男爵が同志を集め、乃木邸内の小社に御夫妻の御霊をお祀りし、毎年、ご命日には祭儀を斎行しました。大正8年(1919)に乃木神社が創立されました。

境内社の摂社、正松神社では、乃木将軍が師事した玉木文之進先生と、その甥の吉田松陰先生がお祀りされています。末社、赤坂王子稲荷神社は北区の王子稲荷神社より分祀され、宇迦之御魂神、宇気母智神、和久産巣日神がお祀りされています。

乃木神社では腹帯の授与はありませんが、自身で用意した腹帯を持参するとご神前でお祓い、御祈願をしてくれます。神社に隣接する旧乃木邸内は 明治末期当時の建物が保存されています。邸内は無料で散策することができます。

初穂料

7,000円〜

住所:東京都港区赤坂8-11-27

亀戸天神:東京都江東区

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由来

亀戸天神の祭神は天満大神(菅原道真公)、天善日命(菅原家の祖神)です。「下町の天神さま」として有名で古来より、ご本社の九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されました。

正保三年(1646)九州太宰府天満宮の神官であり、道真公の末裔・亀戸天神社初代別当であった菅原大鳥居信祐公が神のお告げによって飛び梅の枝で天神像を彫り、社殿建立を志ました。

信祐公は、日光または盛岡など諸国を巡ったのち江戸の本所亀戸村に着き、天神の祠に神像をお祀りしました。江戸時代、本所の町は、明暦の大火の復興開発事業の土地と定められ、天神様を信仰していた四代将軍徳川家綱公は現在の社地を寄進されました。そして、寛文二年(1662年)太宰府の社に習い、社殿、回廊、心字池、太鼓橋などが建設されました。

天神様と奥方様には、14方の子がおり、子宝・安産・立身出世の守護神とされています。奥方様とお子達は、心字池の畔の「花園社」にお祀りされています。授与品は、 お祓いした「安産御守護」と腹帯(岩田帯)です。

初穂料

5,000円~

住所

東京都江東区亀戸3-6-1

杉並大宮八幡宮:東京都杉並区

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由来

杉並大宮八幡宮の御祭神は、応神天皇(第15代の天皇・主祭神)、仲哀天皇(応神天皇の父君)、神功皇后(応神天皇の母君)です。応神天皇は父の仲哀天皇の遺志を継いで、母の神功皇后とともに国づくりを進められました。

また、大空に八条の白雲がたなびいて軍を勝利に導いたという縁起から、当宮には厄除開運の信仰があります。さらに、応神天皇は 神功皇后の胎内にいる時から神威を発揮し胎中天皇と讃えられて以来、安産・子育ての信仰があります。神功皇后が懐妊中に出陣されたとき、御腰の御帯に鎮懐石を結んで、陣痛を抑えて大陸に渡りました。

北九州に帰還したのち。無事御子をお産みになったところが宇美(うみ)といわれています。また、御鎮座950年には幼い応神天皇を抱いた皇后、そして黒雲(厄)を振り払う武内宿禰が描かれた 「子守神功皇后の図」扁額が奉納されました。大宮八幡宮では、故事にちなんで安産祈願をした腹帯(岩田帯)を「大宮八幡息長帯(おきながおび)」と言います。

初穂料

初宮詣 10,000円以上 (子育て守護矢・初宮詣絵馬など撤下品の他に授与致します。)

安産祈願 8,000円以上(安産守・大宮八幡息長帯おきながおび(安産腹帯)・マタニティマーク入りの母子緒守・安産祈願絵馬特別撤下品として授与致します。)

諸祈願 10,000円以上 (8,000円、5,000円も受け付けています。)

住所

東京都杉並区大宮2-3-1

阿佐ヶ谷神明宮:東京都杉並区

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由来

阿佐ヶ谷神明宮の御祭神は天照大御神です。天照大御神は、太陽神でイザナギが左目を洗ったときに誕生したとされています。このとき、右目から誕生したのがツクヨミ、鼻から誕生したのがスサノオとされています。寛政12年(1800年)に記された『江戸名所図絵』によると、日本武尊が東征の帰り道、阿佐谷で休憩したことに始まります。後にお伊勢の森と呼ばれる現在の阿佐谷北5丁目一帯の旧社地に日本武尊を慕う村人が一社を設けたのが始まりとされています。

建久年間(1190~1198年)には土豪・横井兵部(一説には横川兵部)が伊勢神宮に参拝したとき、神の霊示を受け、宮川の霊石を神明宮に安置したと伝えられています。この霊石は現在も神社の御神体となっています。文政十一年(1828年)の銅製の三本御幣 には「内藤新宿仲下旅籠中仲下茶屋中」の文字が刻まれ、庶民の信仰が篤かったことが伺われます。