抱っこひもから赤ちゃんが落下し、けがをする事故が2009年以降、少なくとも116件起きていたことが、東京都が初めて行った調査で分かりました。
都によると、事故があった抱っこひもの中には、腰にベルトのついた「抱っこベルト」や布で赤ちゃんをくるんで抱く「スリング」なども含まれいた。
116件の内訳
26件は重傷を負っており、このうち15件は生後4か月未満の乳児だったとのこと。
また、状況別では、「着脱時」が57件「前かがみ」と「ひもや留め具のはずれ」が16件などとなっている。
この件に関して、私が感じた点をまとめておきます。
安全の基準ってなに!?
国内メーカーの抱っこひもは、一般財団法人「製品安全協会」が、任意の安全基準で留め具を二重にすることや、4か月未満の乳児は縦抱きしないことなどを求めているそうです。SGマーク(Safety Goodsマーク)制度というものです。
これって海外のメーカーにも力が及びませんし、結局「任意」なんですよね。