赤ちゃんが自分の足で立ち、動き回れるようになるまでは、ママやパパも目を離すことなく危険なものを取り除くでしょう。 子どもの安全確保は親の義務です。ただ、幼児期になると幼稚園や保育園での子どもの動きも活発になります。 時には大人の目の届かないところで危ないことをするケースが出てきます。 命の関わるような大けがは当然避けなければいけませんが、大人が危険を全て取り除き、安全のみが提供されると子どもの体験が制限されてしまいます。 転び、すりむき、かぶれ、腫れ、ぶつける、切り傷、トゲ刺しなど軽傷は痛いという体験をして、子どもなりに考え経験として蓄積されます。 子どもは経験を通じて覚え、生きていくために必要な知恵を身につけていくことが多く、これが本能的に生きていく知恵になります。 体が自然と覚えていくので怪我のしにくい体になっていくのです。