ヨーグルトは世界中で最も広く食されている発酵食品のひとつ。素となる乳は様々、発酵条件も異なる為にバラエティ豊かなヨーグルトが存在します。
この発酵食品は、微生物が人知れず活躍したことから誕生したと伝えられ、今日に至ります。
そのヨーグルトの魅力を再認識すべく、探ってみました。
ヨーグルトは高貴な食べ物!?
遠い異国で生まれたヨーグルトが日本へやって来たのは、飛鳥時代の頃。朝鮮半島を経て日本へ上陸したのです。
それまでは牛乳を飲むという習慣も一般的ではなかったと言われ、限られた人だけが口に出来る贅沢品のひとつであり、滋養に良いと重宝されました。
時同じくして、ヨーグルトの前身とも言うべきものが認識されるようになりましたが、市民に広がることなく時が過ぎ、ようやくヨーグルトが店で扱われるようになったのは大正時代になってから。
一般的に広まり、健康食という地位を確立したのは戦後のことです。