幼少時に過ごす「お友達」との日常は、その後の人生における大切な過程。他人がやがては友人となり、最後は親友と呼ぶ関係になるには、相応の時間を重ねなければ構築できない絆が存在しています。
そんな関係を築く社交力が備わった人格を育てるためには、どんなに小さなコミュニティ内でも“フレンドシップ”に接する機会が欠かせないのです。
出発前にウキウキ情報を与える
「今日は3歳児の集まりだから、お友達がたくさん出来るとうれしいね!」
何処かへお出かけする前に、その日の予定のポジティブポイントを丁寧に聞かせてあげると、期待感のベクトルは良い方向へと否応なしに傾き始めます。
その為、そこで出会った全ての子供達に対して、心を開いていく様が手に取るようにわかります。
「たくさんお友達が集まるから乱暴しないでね」「ご挨拶が出来ないと嫌われるよ」などと、萎縮してしまうような言葉で行動を制限することは好ましくありません。「みんながあなたを歓迎してくれるのよ」と心に魔法をかけてあげましょう。
“挨拶が上手な人”のモデルになる
いつも多くの人に囲まれた人脈豊かな人は、既に第一印象から魅力を放っているものです。
親の背中を見て育つとはよく言ったもので、そんな方々のご両親の多くが慈愛に満ちた人達。そこで、どんなふうに初対面の人にアプローチをすればいいのか、ママやパパがお手本になりましょう。