生活習慣を意識し、大人のペースを考慮しながら、健やかに過ごすべき時期です。 「夜も昼も寝ているのだから・・・」と赤ちゃんを夜更かしや外出に付き合わせてはいけません。心身共に健やかな成長を願うならば、この点に要注意! 体を積極的に動かす 足の指を顔まで持ち上げたり、腹ばいで遊んだり。「遊び」に目覚める時期でもあります。腕をめいっぱい伸ばし、脚を思い切り動かすことが筋肉の成長を促します。 また、抱っこしながら「たかいたかい」の始め時でもあります。全身で喜びを表現してくれる赤ちゃんが可愛くて、何度も繰り返すと思いますが、赤ちゃんの頭をグラグラとさせるのはまだまだ心配。加減をしながら程ほどに。 昼と夜を分ける 生活のペースを整えるには、昼と夜の区別が欠かせません。ママも意識してお世話をしましょう。 朝は「おはよう」と声を掛けて、着替える。授乳をして遊んだらお昼寝をする。夜はお風呂に入って、寝間着を着る。「おやすみなさい」と声を掛けて、暗い部屋で寝る。 単純なことですが、繰り返すと徐々に昼と夜の区別がつき、夜もまとめて眠るようになります。 舐めるのは赤ちゃんの嗜み とにかく何でも舐めて確かめます。自分の手や指はもちろん、手で掴めるものは全部口に持っていきます。「これは固いぞ」「これは嫌い」などと感触を確かめて学ぶのです。 ママは舐めさせないように苦心するよりも、舐めてもいい状態にしておくようにしましょう。気にし過ぎてもきりがなく、反対に赤ちゃんの学びの機会を奪ってしまうからです。舐めても洗えるものを選ぶ、予め拭いておくぐらいの気遣いが適当です。 夕暮れ泣きは悩んだら負け 夕食の準備に追われ、赤ちゃんのお風呂の時間も迫っている。そんなタイミングに限って赤ちゃんが泣き始めるのは何故なのでしょう。 これには諸説ありますが、段々と暗くなって寂しくなった時に家事などに気を取られているママに対して甘えていると考えられています。たまにならば負担になりませんが、毎日続くと憂鬱になってしまいますよね。 そんな時には、先手必勝!夕食の準備は夕方しなくてはならないという決まりはありません。昼間のうちに準備を済ませ、夕方は赤ちゃんとゆっくりお風呂に入る寛ぎの時間と割り切ってみましょう。夕暮れ泣き対策として有効なのは、安心感を与えるということ。しばらくの間は、レンジで温めてから食べる食卓でもよしとしましょう。パパにも悩みを打ち明けて、全面的な協力を求めてください。 ママは万能でなければいけないと思い込んでいませんか?ママだって1年生。失敗したって、悩んだって当たり前。育児はマニュアル通りに行くほど単純なものではありません。赤ちゃんの笑顔を糧に乗り切りましょう! photo by ThomasLife photo by Melanie Applegate photo by Melanie Applegate