離乳食が始まり、食べる楽しさを覚えます。お座りをしたり、ハイハイの手前の“ずりばい”をしたりと運動量が増えるので、ぷっくりとふくよかだった身体つきがややスリムに見えてきます。 元気いっぱいで逞しい 力も強くなり、動きがますます活発になるので、オムツ換えが徐々に大変になるでしょう。また、脚をどんどん動かすので、動きを妨げないような形状・サイズのオムツを選んでください。 安定感のあるお座り 脚を広げ、堂に入ったお座りをするようになります。視界が広くなるので、ねんね状態よりも断然面白いと感じている様子。お座りのままでおもちゃ遊びが出来るようになります。 ママを悩ます、人見知り&夜泣き 誰かに抱っこしてもらった途端に泣き出す、人見知り。なかなか泣き止まない夜泣き。病気ではないけれど、ちょっと気になるママもいることでしょう。 急成長を遂げる赤ちゃんにも不安はたくさんあるのです。これらの対策は、一も二にも安心感を与えること。この症状が一生続くことなどありえません。 “怒りん坊”を無視してはダメ 怒っている赤ちゃんを相手に、「我が儘に育つと困る」と放っておくのは逆効果。「意志を伝えたら目的が叶う」と学習する時期に、「怒らないと目的は叶わない」と思わせてはなりません。これこそが、“怒りん坊”を育ててしまう第一歩なのです。この時期は思い切り甘やかせて、ありったけの愛情を注いであげましょう。 食べるのと遊びは別 スプーン1杯からスタートして、赤ちゃんの食べ具合をみながら離乳食を進めましょう。この時期は授乳やミルクの混同なので、食べる量にムラが出ても神経質になる必要はありません。たくさん食べる、あまり食べられないと繰り返しながら、徐々に量が安定していくものなのです。 ただし、食べる時間には集中して食べるよう専念しましょう。進まないモグモグの傍らでママがDVD鑑賞したりするのはタブーです。「上手にゴックンできたね」「お口を開けて」など、声を掛けながらしっかりと見守ってください。 たくさん笑わせて ニコニコだけだった喜びが、はっきりとした笑いになります。「キャッ!キャッ!」と声を出して嬉しさを表現するように。ママが両手で顔を隠し、「バア~」といいながら顔を見せれば手をパタパタさせて笑うでしょう。 この時期の「笑う」という仕草は、赤ちゃんにとっては大事な運動のひとつ。心も身体も育つので、大切にしたい時間です。 photo by Stefanie photo by Philippe Put photo by David Salafia photo by Rain0975