人間関係において対等であるということは、実は難しいものです。
親と子は対等でしょうか?教員と生徒は?サービス提供者とでは、サービスを受ける人は?友達 は?対等でないならばどちらが上でどちらが下でしょうか。
対等な人間関係は人が成長する大きな要因の一つとなりますが、多くの人間関係においてその関係性 が対等とは限りません。
対等な人間関係が成立するのはどんな場合でしょうか。
なぜ上下関係になる?
対等な人間関係とは、誰かが自分を認めてくれる、自分もその相手を認めているという間柄のことで、対等な人間関係をもつことは、その人にとって大きな財産となります。
しかし、この社会では対等な人間関係よりも上下関係のある間柄が多く見られます。
対等な人間関係が難しいのは、対等よりも上下関係がある方が多くの場合で楽だからです。
下の者は上のものに依存する。上の者は下の者を支配する形で依存する。