子どもはご飯さえ食べていれば、大きくなります。
しかしながら、心のバランスを伴う成長には、保護者の支えが不可欠。
では、具体的にはどのように手を差し伸べればよいのでしょうか。
愛情を示し、見守るための3つの要素をお伝えします。
目を見て、知る
「おはよう」と朝の挨拶をする。
これは大切なことであり、「これなら我が家でも欠かしません」と自信満々に答える人は多いはず。
しかしながら、挨拶をしながら別の作業を継続している人も、いるのではないでしょうか。
味噌汁の味を確かめながら、なんとなく声をかける。
洗濯物を干しながら、起きてきた子どもに挨拶をする。
「おはよう」には違いありませんが、子どもの確かな成長を願う保護者としては不十分と言わざるを得ません。
「おはよう」のタイミングはずれても構わないのです。
それよりも家事に切りをつけて、子どもの目を見て、顔色を確認しながら言葉を交わすことに重点をおきましょう。
「寝不足みたいだから、元気になるようにホットチョコレートを一緒に飲もう!」と気付いてあげられれば、「どんどん食べないと遅刻するよ!」と声を荒げる必要はなくなります。
忙しい朝だからこそ、ポイントを外してはなりません。
聞いて、窺う
子どもが学校へ通うようになると、目に見えない成長は保護者の想像の域を超えます。