子供の教育を目的として、父親は自国に留まり、母親と子どもが海外にロンングステイをするスタイルが増えています。 このスタイルは韓国では数十年前から主流で、マレーシアが人気の渡航先として知られています。 8年連続1位! ロングステイしたい国「マレーシア」のここが魅力 一般財団法人ロングステイ財団が毎年実施している「ロングステイに関する意識調査によると、ロングステイをしたい希望国として「マレーシア」が8年連続1位。 どのような点が魅力なのでしょうか。 最長10年の長期滞在ビザ マレーシアのビザの一種である「マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム(MM2H)」は最長10年の長期滞在ビザ。 条件とされる経済的証明ができれば、年齢制限がなく誰でも申請できます。 また、10年後以降の更新も可能で、最近では30~50歳代の取得も増えています。 治安の良さ 渡航先を決める際に重要な判断要素となるのが国の治安です。マレーシアは東南アジアの中では治安の良い国として知られています。 整った医療環境 マレーシアの病院には、欧米の大学で医師免許や博士号をとった医師が多く在籍しており、大きな私立病院などでは最新の医療設備が整備されるなど、医療水準は東南アジアの中でも高く、先進国に匹敵するほどです。 日本からのロングステイヤーの多いクアラルンプールでは、日本語が話せる医師や日本人看護婦、日本語通訳が在籍する病院もあります。 物価の安さと親日家 マレーシアの物価は日本のおよぞ3分の1。生活面でのコスト負担を抑えることができます。日本と比べ、インターナショナルスクールなどの学費が抑えられるのもメリットのひとつ。 またマレー系、華人系、インド系、少数民族と多様性がありながら親日家が多いことでも知られています。 教育のHUBを目指し成長するマレーシアの学術都市 マレーシアのイスカンダル開発計画では金融、観光、教育、物流、医療、クリエイティブのサービス業6分野及び、電気・電子、油脂・石油化学、食品・農産物加工の製造業 3分野を重点分野として投資の誘致を推進。 ヌサジャヤ地区は、海外大学の誘致、テーマパークなどのエンターテイメント・医療観光などのサービス産業、に特化した開発が進められています。 学術都市にある学校 「エデュシティ」と呼ばれる学術都市には、海外の有名大学であるニューカッスル大学、サウザンプトン大学、レディング大学など約8校が集結。 英国のキャサリン妃出身校である英国名門の「マルボロカレッジ」分校も設立されました。 参考:マレーシア政府観光局公式サイト,一般財団法人ロングステイ財団, marlboroughcollege, Iskandar