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放射能の影響に関しては、妊婦の方、小さなお子さんがいるご家庭では、子どもへの影響がもっとも心配なところでしょう。
外部被ばくに関しては、大人との違いはみられないと報告されていますが、内部被爆の問題など子どもは大人に比べて細胞分裂が活発で新陳代謝が激しいので、放射線の影響を受けやすいとも言われ心配です。
「子どもは気をつけて」というのは、子どもは大人よりも将来が長く、将来的にどのような影響が出るか明確なことを言い切れない現段階では、できるだけ注意しておくほうがよいという意味です。
では、内部被爆に関係のある食品について現状はどのようになっているのでしょうか。
今回は厚生労働省の放射能検査結果を調べてみたいと思います。
水産物(流通品)の放射能検査結果 集計結果
厚生労働省「平成26年度月別検査結果 5月」より作成
今回、私は厚生労働省が発表した平成26年5月の食品の放射能検査結果から、セシウムが検出された水産物(流通品)を抽出しました。その結果、ヒラメ、タラ、アジ、キンメダイ、サクラマス、サバ、サヨリ、ネズミザメ、マコガレイ、マサバ、メバチでセシウムが検出されていることが分かりました。