「昼食や夕食時に食欲がなくて困っている」このようなお悩みを持つ場合、まずはおやつとの関連性をチェックする必要があります。
おやつとは、一度に食べられない小さな子供が次の食事までの間に摂る補助食のこと。
ところが本来の主旨とは異なる主旨でおやつを与え、故に悩みの種になっている場合があるようです。まずは、おやつについて考えてみましょう。
おやつの役割
赤ちゃんのような小さなお子さんでも、お腹が満腹になると必ず幸せな気持ちになります。
その経験を繰り返すことにより、「食べること=嬉しいこと」と認識し、食べることへの関心を高め、食事を大切にする考えが生まれるのです。
現代人は主に1日3食を基本とし、通常は赤ちゃんの食リズムもそれに沿って進められています。
ただし、赤ちゃんは一度に充分な量を摂取出来ないので、合間にもおっぱいやミルクを飲んだりして不足を補っています。
ところが、それ自体が生活習慣となり、大きくなってからも10時と3時のおやつが当然のようになってしまっているご家庭がとても多いのです。
おやつは足りない栄養や食事量の補填であり、不可欠なものではありません。