現在、日本ではエネルギー自給率が極めて低く、わずか5%ほど。先進国の中でも飛びぬけて低いにもかかわらず、消費量は世界ナンバー3とアンバランスな状況です。
原子力発電を加えても11%にしかなりません。今回の焦点は、足りないものを補う方法ではなく、いかにしてエネルギー消費を減らすかというもの。さて、身近なところから早速はじめましょう。
1:寒いときの工夫
寒いと感じたときに、エアコンのリモコンを手にするよりも、コタツのスイッチを入れるよりも先にして欲しいこと。暖かさを求めた支度をしていますか?
人は“首”を温めると冷たい空気をシャットアウトできます。重ねて着ると空気の層が保温に役立ちます。
2:暑いときの工夫
空気が流れると、こもった空気を逃がして室温が下がります。その為には室内の2箇所以上の窓を開けましょう。また、袖口や襟元がゆったりとした洋服が快適さを生みます。
3:温める食事
同じ暖かい食事でも、粘度の高いものは食後も上昇した体温を持続する働きがあります。