発達障害(ADHD)どうやってチェックするの? – 臨床心理士 南和行 –

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スクールカウンセラーとしてお母さん方からよくいただく相談に、子どもが言うことを聞いてくれない、かんしゃくをおこす、宿題をしない、忘れ物をしてしまう、友達に手を上げてしまうなど、繰り返すお子さんの問題行動があります。

家では、しつけをしているけれど問題行動が繰り返し起こることに、どのように対応したらいいかわからないという共通した悩みがあります。

子どもは、親を困らせてしまうことも多く起こしますが、それがしつけで治まっていけば問題なくそれ以上に悩むことはありません。しかし問題が繰り返し起こっている場合は、何かしら原因がある可能性があります。ただ叱るだけ、厳しく言うだけでは効果がありません。

問題行動の原因をしることが大切

その問題行動が、なぜ起きているのか理解することが大切です。例えば、発達障害(特に注意欠如多動症ADHD)の子どもは脳の特徴として、じっとしていられない、衝動を抑えられない、不注意で忘れ物が多い、ケアレスミスが多い、集中が難しいなどの傾向があります。その脳の特徴が問題行動の原因かもしれません。お父さんお母さんが、それらの問題行動を繰り返しているのは何かしら原因があることを理解し、お子さんのパターンを知ることが第一です。

お子さんの問題の原因が発達障害の可能性があると分かった場合は、保護者の方には、分かりやすい解説書を読んでいただくか、カウンセラーが説明するなどして発達障害(ADHD)の特徴を学んでいただいています。

発達障害(ADHD)は環境に影響を受ける。

発達障害(ADHD)の場合、発達の凸凹(でこぼこ)が環境に影響を受けることで見つかる傾向があります。

発達障害があっても学校の先生が上手く対応してくれると問題にならずにすむ場合も多くあります。ただ、年度が変わり先生が変わると、とたんに問題児になったり、逆に先生が変わったらよくなったりすることもあり先生との相性が関係しています。

たとえ発達の凸凹(でこぼこ)があっても、本人の凸凹に合った対応をすることで、問題が起こらなくてもすむケースも多いと思います。

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