子どもにやさしい街づくり ー 「NPO法人わが家流子育て応援団ふりあん」代表 江口このみ ー

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街を歩くと古いお屋敷と比較的新しい家も、圧倒されるほどの存在感で出迎えてくれる。

名古屋市昭和区は名古屋市内で唯一、区全体が住宅街であり文教地区が広いため閑静な高級住宅地の一つである。

近くには豊田章一郎宅もあり東海地区の財界人宅も少なくない。

そんな落ち着いた街並みに、まるで雑貨屋を思わせるようなカワイイ子育て広場ある。吹く風も柔らかな季節に「NPO法人わが家流子育て応援団ふりあん」代表の江口このみさんに話を伺った。

1990年代はじめ、共同保育所は、新たな役割として地域の子育てネットワークをつくろうとしていました。

ネットワークをつなぐものとして雑誌を作ろうとしたとき、支援者のつながりはあっても、当事者の声はないということで現役のママ達が集められて「ふりあん」という団体ができ雑誌の編集に関わり始めたそうです。

ママ達の居場所として

ベビープログラム
子どもが赤ちゃんだったころ、共同保育所の「赤ちゃんひろば」に参加していた関係で、“ふりあん“に入らないかと誘われ、時間もあり自分の予定が欲しくて入りました。

その後、入って半年もしない時に、財政状況が苦しくなり、”ふりあん“を解散するという話がでました。

活動を辞めるのが嫌だったので、3人のメンバーと、自分たちの活動を始めました。

しばらくは、あまり深く考えずに活動していました。

同じメンバーに「なんで“ふりあん”やっているの」と聞くと、「子どもがいるので情報が欲しい」、「編集をやっているというとカッコいい」、「予定が欲しい」とか、そういう人達が多く、今思えばよくやっていたなと思います。

子どもの顔が売れていない!?

らららルーム入口
今のような地域にこだわった活動を始めようと思ったきっかけは、子どもに何かあった時に助けてもらうのは地域の人たちだなと初めて気がついたからです。

そのきっかけは、子どもが小学校に上がり、初めて、ひとりで街にでることになった時、「家の子は地域の人に顔が売れていない、どこの家の子か知っている人は少ない」ことがわかったからです。

やがて地域の中の色々な人のネットワークや、子供に対する思いが優しくなればいいなと思いました。

その時に、子育てネットワークをつくることを目的としていた雑誌の方針を、話し合いを重ね「子どもにやさしい街づくり、子育ては楽しい街づくり」に変えました。

自分が置かれた立場でものを考え、“ふりあん”の活動にやっと主体的に関われるようになった気がします。

なぜこの広場を作ろうとしたのか?

バレエDeストレッチ
子どもが小さい時に、公園の砂場に動物のフンが落ちていると、それが嫌だった子育てママは、公園を移動していました。