子供も大人も伸び伸び自然と共に遊べる環境がここに! 『小幡緑地冒険遊び場の会』代表 中村真由子

みんな伸び伸び遊べる場に飢えていた!?

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最初のころは未収園児しか来ませんでした。徐々に広報活動をしていき、児童館だけではなく、フリーペーパーや新聞の折り込みなどに載せていだけるようになった。小学校の教頭先生や担任の先生にチラシを渡したりするとクラスの子が遊びに来るようになった。今では、100人を超える親子に集まってくる。一番多くて200人の親子に来ていただけるようになりました。おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんと来たり、障害のある方やお母さんも来ていただけるようにもなりました。皆さん自然の中で伸び伸び遊べる場に飢えていたのだと分かりました。

決まりがすくなく自由度が高いことは!?

様々なところで親子講座が開らかれていますが、予約が必要、時間通りにいかなければならない、子どもが泣いてしまったらうまく参加できない、保護者同伴でなければならないなど、決まりが少なからずある。子育て世代のニーズに合っていない気が・・・。自由に来てお友達と待ち合わせをして自由に帰る。自由度が高い方が参加しやすい。利用料も発生しないし気が楽な場所を作りたいと思いました。

みんなが子供になれる場所

金槌や鋸が家ではなかなか使えない。多くの子どもが初めて扱います。よくある工作体験講座は、手順があり仕上がりの決まっているキットになっている。子どもは別のものが作りたかったのに大人が横から茶々を入れ、“ここはこうしたらいい“とか、勝手に色を塗ったりする。そうではなく、一から自分の好きなものや作りたいものを作り、作れなかったら次回挑戦し、分からなければ大人を引っ張ってきて大人も子供も上下関係なくフラットな状態で遊べる。ここにこれば、みんな子供になれる場所が欲しかった。

四季ごとに遊びが楽しめるのが自然の魅力

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夏は鉄の遊具などは熱せられ凄く熱い。名古屋市は子どもが遊べるプールも少なく、利用しようと思うと公共交通機関を利用しないといけない。スポーツセンターは競泳をするところで、遊ぶことはできない。でも、小幡緑地公園は小川がある。夏の遊び方もそれぞれだし水も使わせていただける。家具屋さんのお父さんに材木を持ってきてもらい木の枠を作りビニールシートに張り水を入れる。すると、子どもが小さい子から大きい子まで集まってきた。夏には夏の遊び方、冬には冬の遊び方ができるのが、自然の魅力だと思う。

お尻丸出しの赤ちゃんがいっぱい!?

ここは授乳室が無かった。おむつ替えもない。吹きっさらしの中、お尻を丸出しにした赤ちゃんがいっぱいいる。お母さんもケープをつけて授乳していた。初めのうちは外だからしょうがないと、何とも思っていなかった。でも自分が妊娠して雨風しのげる場所がないとダメだと痛感しました。今年は助成金をもらえるようになったので大きいテントを買うことにしました。テントを授乳室とおむつ替えの場所、寒かったら少し非難する場所を作ることができました。

災害の時そなえた知恵が育まれる場所へ

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小幡緑地公園は広域避難所に指定されている。災害が起きた時に、子ども達が小幡緑地に来れば、自分でテントを張り、ご飯が作れ食べることができ、災害グッズに頼らなくても暖がとれるようになって欲しい。自分の力で生きることを目標にしているので、自分の身は自分で守るという意識を育んで欲しい。

小幡緑地公園を社会交流出来る場所につなげたい

管理場所があり常設している状況を作りたい。常設するともっと自然体験ができる。災害時でもそこに井戸があればお水が飲める。自分の力で、自分で生きていくことを学ぶ場所として作っていきたい。最近、高齢者の人や障害者、認知症の方などに働きがけをしている。どんどんコラボレーションも増えてきた。そいう方が一緒になって運営してほしい。今も福祉の仕事をしていて、認知症の人は行き場がなくなっていることを感じます。若年性認知症の方などは家にいるしかない。デーサービスに出かけたとしても、40代の人と80代の人ではなかなか合わない。若年性の方であれば、例えば計算はできないけれど、コニュニケーションは取れる。だから、小幡緑地公園を社会交流出来る場所につなげたいと思っています。