海外移住先として注目を浴び続けているマレーシア。
同じアジア圏である気安さと人種の坩堝を許す寛容な国柄が中でも人気の理由となっています。
さて、海外移住を考えた際には移住コーディネーターに段取りを依頼したり、最近ではネットを駆使して自力で全てを賄ったりと移住自体の敷居はとても低くなったといえるでしょう。
ところが、移住を断念して帰国する人も少なくはないのです。
その人達が言うことには、「マレーシアは思ったほど安上がりな国ではない」ということ。さて、本当のところはどうなのでしょうか。
観念の再構築
日本で生まれ、育ち、生活を営んできたならば、その感覚全てをマレーシアに持ち込んではならないということは少なからず理解出来ます。
しかしながら、考えるのと目の当たりにした時に適切な行動が取れるか否かということは、まったく別のようです。
例えば、住宅事情。住む所を上手く確保することは、移住における重大事項です。
ここをクリア出来れば、その後の生活も大いに謳歌することが約束されたようなもの。