小さいけれど豊かなアジアの国、シンガポール。さて、実際の生活費は日本と比較した場合、どの程度なのでしょうか?
色々なデータを元に、検証してみましょう。
「世界の主要都市の生活費ランキング」で世界No.1のシンガポール
英経済誌エコノミストの調査部門が発表した2014年「世界の主要都市の生活費ランキング」で見事1位に輝いたのはシンガポールでした。
即ち、世界一生活費が高いとお墨付きをもらったのです。
ニューヨークの物価指数を100とした場合に、シンガポールは129。
因みに、2位はパリで126、3位はオスロで124でした。日本は円安の影響もあり、ランキング外となっています。
この調査内で生活費用を押し上げたものの中に、車とアルコールが含まれています。
特に車は交通渋滞緩和政策の一環で莫大な税対象となっているため、顕著に数字として現れた模様。その為、日本人は車を所有するよりも、割安なタクシーを利用するケースのほうが多いようです。
シンガポールでの生活費は高いというイメージが浸透している
世界最大級の組織・人事コンサルティング会社マーサーが発表した「2014年世界生計費調査」の結果では、シンガポールは第4位にランキングしています。