暖かい春は来るのはいいのですが、花粉症だと毎年辛いですね。 2月くらいから、敏感な人だと花粉が少し飛んでいる気配を感じ始め、3月になると、本格的に花粉の季節になります。今回は花粉症対策について、ご説明します。 花粉をシャットアウト アレルギーの原因となる花粉を物理的にシャットアウトすることが、花粉症の1番の対策。 マスクやゴーグル、クリームなどを使って花粉が体内に入ることを防ぎましょう。また、つるつるした素材のコートを着たり、空気清浄機を使った対策も効果的です。 アレルギー症状に対する薬と療法 抗ヒスタミン薬 眠くなるのが難点ですが、飲むと楽になります。目薬も痒みを抑えてくれます。辛いですが目は痒くなってもこすらないでください。 減感作療法 花粉を体内に入れて、体を慣らしてアレルギーを抑える治療法です。完全に症状が消えるというわけではないのですが、7割~8割くらい症状が軽くなります。これまでは注射でしたが、昨年、舌下タイプの薬が発売されました。 漢方は防已黄耆湯 色が白くてぽちゃっとしたタイプの人のアレルギー対策に向いている漢方薬です。飲むときは医師や薬剤師に相談してから、用量・用法を守り、花粉症の時期だけ飲むようにしましょう。 妊娠・授乳中の花粉対策はどうしたらいい? 薬は基本的に避けることが望ましいので、食べ物と運動、半身浴などで対策を立てます。 良くない食材を避ける トマト、ほうれん草、なす、タケノコ、バナナ、キウイ、などの食材はアレルギーの素となるそうです。その他に、ハム、ソーセージなどの食肉加工食品やアルコール類、インスタント食品、ファストフードなどの添加物や脂質が多いものは避けた方がいいでしょう。 花粉症に良いとされる食べ物を摂取する ヨーグルト便秘対策をするとアレルギーが軽くなると言われています。ヨーグルトや納豆などの発酵食品がいいでしょう。 甜茶、シソ茶も花粉症に良いとされています。 半身浴や運動 半身浴や、ウォーキングをすると血行がよくなり、花粉症にも良いとされていますが、なるべく外に出ない方がいいので、ウォーキングではなく、階段などの段差を利用した踏み台昇降やスクワットをすると良いでしょう。