三重県の安産祈願の神社を厳選しました。
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桑名宗社:三重県桑名市
由来
「桑名宗社(くわなそうじゃ)」は三重県桑名市にある神社で、桑名神社(三崎大明神)と中臣神社(春日大明神)の両社から成ります。
「春日神社」や「春日さん」と呼ばれることの方が多く、地元の方々に大変親しまれています。
この地方を拓いた古代豪族・桑名首の祖神、天津彦根命(天照大御神3御子)と御子・天久久斯比乃命を祀っており、桑名の総鎮守社です。
桑名神社・中臣神社の2社で構成されており、古くは「三崎大明神」や「春日大明神」と呼ばれていました。
中世に入りこの地で市が発展し、桑名は「十楽の津」と称されました。江戸期には東海道42番目の宿駅として賑わい、その鎮守社である桑名宗社は、歴代の桑名城主によって篤く信仰されました。
夏には国指定重要無形文化財にされる石取祭が斎行されており多くの方が訪れます。
初穂料: 5,000円
住所: 三重県桑名市本町46
電話: 0594-22-1913
多度大社:三重県四日市
由来
「多度大社(たどたいしゃ)」は三重県桑名市にある神社で、この地の豪族・桑名首(くわなのおびと)の祖神である天津彦根命を主祭神としており、天津彦根命が天照大神の御子神であることや伊勢神宮参詣のための街道沿いにあることから伊勢神宮との関係が深く、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも言われてきました。
雄略天皇の時代に創建されたと伝わっており、763年に神宮寺が創建されました。伊勢国二宮として崇敬され、平安後期には伊勢平氏により崇敬され、軍神としても信仰されました。